道院開設当初より、地域や社会に貢献できる人づくりに力を入れて活動してまいりました。門下生には、「自分で考えて、自分で行動し、自分の行動に責任が持てる人」になるように指導しています。

　技術的な優劣よりも各人の個性を大切にして、自分自身が拠り所となれるように、人としての「生地」を育てるよう心がけています。

　これまで、多くの拳士が育ってきましたが、「人は必ず成長する」と実感しております。

　「一隅を照らす」という言葉があります。
　自分自身が置かれたその場所で、精一杯努力し、明るく光り輝くことのできる人こそ、何物にも代え難い宝です。

　これからも当道院は、そのような人づくりに努めてまいりたいと思います。