注目の道院

高松南道院
高松市

自分を拠り所にできる自分になれ
高松南道院 -喜田 良延-
道院長
喜田 良延 先生
(大導師 大範士 九段)
趣味/特技0
連絡先 087-865-5255
drtpx875@ybb.ne.jp
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基本情報 道院サイト

先生について

道院長になったきっかけ/エピソード

 私は、昭和20年7月、国民学校5年生の時、高松空襲を経験しました。思えば、あまりにも悲惨な戦争体験でしたが、同時に、生き延びた、という生きる喜びを実感しました。戦後、誰もが必死で生きる時代の中、20歳の頃、少林寺拳法に出会い本部第77期生として入門。やがて、武専に入り、開祖の法話に励まされました。

「人間は変えられるんだ。ダーマの分霊を持つことの自覚からそれは始まる」

 自分の考えをしっかり持て。自分を拠り所にできる自分になれ。
 この目標そのものが財産となり、この喜びを他の人々にも伝えたいと思いました。

指導に心がけている事

 常々門下生に伝えていること 《道場語録》

○自分で考えて、自分で行動し、自分の行動に責任が持てる人になりなさい
○自分がされていやなことは人にしない、自分がされてうれしいことを人にしなさい
○知っとることと、できることは、別のもの
○やるか、やらないか、は自分でしか決められない
○今、自分がしなければならないことに全集中
○してええことと、したらいかんこと、が分からないかん。それが分別

どんな道院を目指している?

「一隅を照らす」という言葉が好きです。

自分自身が置かれたその場所で、精一杯努力し、明るく光り輝くことのできる人こそ、何物にも代え難い宝であると確信しています。

これからも、そのような「人づくり」に努めてまいりたいと思います。

道院について

道院の特徴/雰囲気

 基本的には、各拳士の自主性を尊重し、各人の個性を大切にして、人としての「生地」を育てる指導を心がけています。

 道院の雰囲気を一言で云うと、「わりと自由」

 良くも悪くも、気負わず気兼ねなく修行を続けられますが、やるか、やらないか、は自分次第。いつかやれるなら、今日やれる。

所属拳士からの一言

 人生最大の幸福は、「健康」であることと、「悩みなき心」を持つことであるとされています。この両方を獲得する近道が〈易筋行〉の修練であり、他の競技スポーツでは得られない一面ではないかと思います。

 コロナ禍で競技大会が無くなり、練習する意味を見失って苦しむスポーツ選手がいる反面、〈稽古〉それ自体に価値があるとするのが拳法の修行です。

 与えられた環境の中で下を向かずに一生懸命に生きる、また、それを互いに支え寄り添うことの大切さを今一度再認識したいと思います。