国や地域をよくしていくためにという開祖の志を、私自身が我が志として、開祖が生涯を懸けて取り組まれた人づくりの道(幸福運動)を共に歩みたいと強く思い、その一翼を担うことを決意したことです。
国でも、会社でも、そこにいる人たちが、判断し、動かしていきます。
だからこそ、考え方や人格に関わるような「人の質」がいかに大切であり、私自身の人生経験からも実感いたします。
宗道臣先生は、「道院長は魂の教師たれ」とおっしゃいました。
未来をよくするために、一人でも多く、立派な人物を育て、社会に送り出すこと。これが私の道院長としての使命であり、責務であると心得ております。
・自分の信念を確立する事(=心の軸となるもの)。
・他者をいたわり、優しい気配り・心配りができる事(=慈悲心)。
・そして、いざというときに、他者を守ってあげられるだけの胆力を修養する事(=正義感、勇気)。
当道院で修練を積んでいくことで、ひとりひとりが自己の可能性に気づき、個性や長所を生かし、人としての心の豊かさを養えるような指導を心がけております。
「笑顔! 和気あいあい! 切磋琢磨!」
派手さはありませんが、質実剛健としなやかさを兼ね備えた、器が大きく、懐の深い道院。
そして、「道院に来て元気になった! 明日もがんばろう!(^^)」という道院を作っていきたいと思います。
全体的に、アットホームで、和やかな雰囲気です。
基本的な修練の流れを説明します。
鎮魂行(心の修行)では皆で「教典」(=教えの本質をまとめたもの)を朗誦し、坐禅・調息中は、道場内の電気を消して、やや暗い中で自己の心に向き合います。
その後、易筋行(体の修行)に移ります。基本修練からはじめ、相対演練、運用法へと段階的に進めていき、技と体を鍛錬します。
そして、作務(道場の掃除)と道院長の法話(生き方、考え方に関するお話)で修練を終えます。
少年部は、絵本の読み聞かせも行いますし、修練終了後は、少しの時間ですが、遊びの時間を取っています。(実はコレが一番たのしいようです (^^;))
・「絵本がたのしい」(幼稚園)
・「精神的に強くなれた。友達にも注意できるようになれた」(小4)
・「走るのが速くなった。友達と協力して練習するところがたのしい」(小4)
・「前より素早く動けるようになった」(小5)
・「部活の仲間とは異なる年齢の大人たちと一緒に行う練習がたのしいです」(中2)
・「道院でいい汗をかいています」(20代社会人)
・「教えも技も素晴らしく、生涯修行として取り組んでいきます」(40代社会人)
・「職場とは違う、他の人たちとの関わりを持てる事が有意義です」(50代社会人)
・「60歳を過ぎてから入門しました。人から何かを学ぶ事が貴重な時間です」(60代社会人)