先代、故水澤春夫先生(中国と国交が回復となり、昭和50年2月に少林寺拳法代表団の第一次訪中時の副団長)の突然のご逝去により、後を引き継ぎました。
以来20年継続して運営して参りました。私たち同門は水澤門下と自覚しており、恥ずかしい事の無い生き方をしなければとの思いがあります。
言行一致となっているか日々を顧みながらの毎日です。
-日々是好日-
毎回、今を大切にという気持ちで修練しています。年齢に関係なく、例えば少年部の場合、将来の活躍している姿を頭に描きながら一緒に汗を流しております。
-みんなちがって みんないい-の考えが原点です。
特に少年部においては、それぞれの適性を生かし、地に足のついた生き方ができるよう、自立した生き方ができるよう願いながら共に汗を流しております。
≪学業や就職等で離れていても、帰ってきたときに立ち寄れたり、また、再開できる場であり続けたい。≫
≪一般部では「金剛禅運動が指導できる拳士の養成」、少年部では「ガキ大将になれる少年の育成」をモットーにしています。≫
≪勝たなくてもいい負けないあきらめない人間の育成を目指しています。≫
県都高松市内にあり、また、特別名勝「栗林公園」近くにあり、地理的に条件の良い場所にあります。また、高松が四国の玄関口として支店、営業所が集中していることから転勤族による入門や転籍してこられる門下生が多くおります。
老若男女に関係なく、誰もが誰とでも気兼ねなく、共に修練する場となっております。
高松東道院には、長女が小学2年生の時に転籍して以来、17年程、お世話になっております。中学生になると部活中心となり、道場には中々通えませんでした。
その彼女も大学を卒業し、社会人となり東京での一人暮らしです。
先日、駅からの帰り道、背後から痴漢の気配を感じており、襲われた時のシュミレーションもしていた矢先、背後から右手が伸びてきて、振り向きざまに中段突きのつもりが握っていたスマホの角が痴漢の水月にささり、痴漢は膝から崩れたとの話を聞いた時、道場での修練が思いもしないときに役に立つんだと、改めて少林寺拳法の修練の成果を実感した次第です。