自分のすべての弱さを克服するために、少林寺拳法に入門しました。それ以来、外見や内面に優れている先生を見て、これだなあと思いました。
丸亀の街で開祖を何度かお見掛けしました。風貌と言い、いつもにこやかなお顔で会話をされるお姿は今も忘れません。
そんな流れの中で、ある道院長から道院を開設したらどうかろお言葉をいただきました。潰れるまでやりますど返事をしたのが始まりです。
まず私自身、肉体労働者なので、色が黒くて外見は怖いだろうと思います。
その為、指導は相手が慣れるまではなるべく接しない、教えないが二大原則です。
笑顔で接する、優しい言葉をかけ、楽しく練習することが指導の根本なのだろう。
少子高齢化の波にのまれて、入門者が激減しました。
今現在、道場の修練自体、内容の濃さを求めることが難しくなってきています。
その中でも小さな金剛禅運動やボランティア活動に自ら参加できる様な拳士を育てたいと考えております。
少年部を指導するのは、中学生、高校生たちなので、兄弟関係のような雰囲気です。
時には甘えん坊のようになっています。
送迎の父兄は道場に上がって練習風景を見守ってくれています。
・入門して30年くらいたちましたが、勤務の関係で時々しか行けていません。道場では自分なりに考えながらも、楽しく練習しています。
・我々は親子でならっています。勝手い遅れて練習に行って、勝手に帰るというパターンです。でも少林寺拳法は大好きです。