先月23日、香川県UNITY委員会主催の昇格考試において、廣田瑛乙(テオ)拳士が見事に二段位を允可しました。中学3年生で、高校受験を控え、診断テスト、期末テスト、学校行事として合唱大会、放送部長としての朗読と大変忙しい中、昇格考試に取り組んでくれました。相手をしてくれたのが一緒に受験し見事、合格した香南ししまるスポーツクラブ所属で高校2年生の山田果林さんです。約1ヶ月という短い期間を二人で修練し、共に喜びを噛みしめました。
少林寺拳法の特徴の一つで「組手主体」があります。二人で修練することにより、相手のことを思いやる心が自然に身につくことを狙いにしており、二人はそのことをしっかり体得することができました。
また、少林寺拳法では、初対面の人でも、所属が違えども合掌礼一つで信じあえる世の中を目指しています。少林寺拳法を修練する拳士なら間違いないとお互いが思える、助け合える社会を作ろうとしています。